2008年2月28日木曜日

RSSフィードを検索エンジン対策に生かすポイントとは?-CNET JAPAN

http://japan.cnet.com/marketing/feedforce/story/0,3800082329,20368234,00.htm?ref=rss

リンク先では、まず、サイトを検索エンジンに最適化することの要因を2つに分け、その上でRSSがもたらす効果を示している。
①サイト内容の要因(オンページ)・・・HTMLの書き方やサイト内のリンク構造など

  • クロール頻度
  • クロール網羅性

②サイト外の要因(オフページ)・・・外部からどのようなリンクが張られているか

  • 外部サービスでの読み込み
  • インフルエンサー(※)への伝達

さらに、意図的にRSSを用いることで、「適度に分散したバックリンク」と「適切なキーワードでのアンカーテキスト」が得られるとしている。

サイト内の要因
私が運営しているブログでは、Feedburnerを用いてRSSフィードを配信している。そのためかどうかわからないが、「http://feeds.feedburner.jp/jamaica」というRSSが検索エンジンにインデックスされている。
そのことによって、検索エンジンの検索結果をスマートに見せることができている。
また、Yahoo!のクローラーは、RSSをクローリングするというから、少なからず検索エンジンに対するインパクトはあるのであろう。
ちなみに、リンク先にもあるが、これらの効果は、Googleウェブマスターツール、Yahoo! Site Exploreで把握できる。(利用方法は後ほど・・・)


サイト外の要因
私は、様々なWebサービスを利用しているが、ユーザー登録の際に運営しているWebサイトのRSSを求められることが多い。
特に、最近流行しているプロフィール系のサービスでは、ユーザー情報として登録を求められることがほとんどだ。

これらにより、バックリンク増が見込めるという訳だ。
もちろん「必ず効果がある!」と言い切れる訳ではないが、RSSを配信していなければ、活用される可能性はゼロである訳で。

ただ、実際にRSSを購読しているユーザーは、まだまだ多いとは言えない。
しかしながら、利用しているユーザーは少なからずおり、そのユーザーはインターネット玄人と言えよう。
さらに、ブログ運営者であったり、はてなブックマーク等のソーシャルブックマークユーザーであったり、ネット上の影響力が強いと言える。
そういったユーザーにリーチするためにもRSSを配信するか・しないかでは、雲泥の差があると言える。


人為的なリンク構築
お気に入りのブログの記事にリンクを貼る際に、HTMLをいちいちいじって表示させるのは少々面倒だ。
そこで、RSSを直接読み込んでしまえば、その手間は省くことができる。
最近では、企業サイト等でトップページにRSSを読み込ませているところも増えている。
「適切なテキストで簡単にリンクを貼る」これを実現できるのが、RSSという訳だ。

最後に記事では、ユーザーにRSSを利用してもらうための注意事項を以下の3つで締めている。

  1. ユーザーが求めるコンテンツを配信する
  2. 効果測定用のリダイレクトを使う場合、検索エンジンのクローラーに認識される方法を用いる。
  3. 適切にRSS購読が発生するようサイトやRSSを最適化しておく。

正直、巧みな文章力や表現力を持つ書き手、他社と比較して非常に優位性のあるサービスを展開する企業であれば、優れたコンテンツを生成するのは、困難ではないであろう。
しかしながら、大半のユーザーは、なかなかユーザーが求めるコンテンツを配信できない。
そのため、情報として、知識として、自分自身が「あったらいいな」と思えるようなコンテンツを配信できることを、まずは意識すべきなのではないかと思う。
それが一部のユーザーだけが求めるニッチな内容であったとしても。

 
※インフルエンサーとは、ブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、コミュニティ・サイトなどのCGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア)の中で、ほかの消費者に対して“カリスマ”的に大きな影響を与える人

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